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緑の文化財

郷土の緑

 古くから日本人は、巨樹や名木に畏敬の念を抱いてきました。

 あるものは神社のご神木として、またあるものは地域の象徴として、そこに住む人々の心の拠り所でした。

 ところが最近、郷土の巨樹・名木は私達の生活の変化や地球環境の変化等にともなう生育環境の悪化が原因で、衰退したり枯損する樹木が 増えてきています。このままでは貴重な「郷土の巨樹・名木」を次の世代まで伝えることがむずかしくなりつつあります。

 幸いなことに福島県では、郷土の巨樹・名木を末永く保存するため、それらを「緑の文化財」として指定登録し、平成13年12月現在、 緑の文化財登録525本となっています。これにより県民の関心を一層高めるとともに、樹勢回復の対策に努めてきたところです。

 (公財)福島県都市公園・緑化協会においても、長年にわたり樹木の専門家として巨樹・名木の樹勢診断や治療に携わってきました。

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巨樹・名木をまもる

 樹勢診断や治療は次のように行います。

 診断はまず、樹木の歴史や立地条件などを調べ、つぎにその樹木の葉や枝、幹、根など各部に異常はないか、傷・腐朽・病害虫などについ て詳細に調査します。

 さらに、根系や土壌の理化学性を調査・分析し、これらの結果を総合的に判断して診断を行い、処方箋を作成します。

  治療は、衰退した樹木の健康を取り戻すため、その原因を除去する行為をいいます。具体的には処方箋に基づき、樹木周辺の環境整備、枯枝除去、病害虫防除、 発根促進のための土壌改良、幹・枝等の外科手術、支柱、防護柵設置など、衰退原因と樹木の特性に応じて処置します。また、貴重な樹木では、種子を採取した り、さし木・接ぎ木等あらゆる方法を用い、後継樹を育成することも必要です。

 (公財)福島県都市公園・緑化協会は、これからも今まで培ってきた樹勢診断と治療技術で、こころのふるさとの象徴でもある郷土の巨 樹・名木を守り、次世代に伝え残すため、研鑚を重ねようと思っています。

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地図をクリックすると各地方の緑の文化財がご覧いただけます。

福島県浜通り中通り会津地方

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